寝れなかった(ρ.-)
夜型なのに、急に九時に寝ろって言われても無理ッス。
…って言うか、きっと…頭きまくってるからだわ。
説明ないし、ご飯まずいし、同室うるさいし…。
うるさいと言えば、きのうのおばさん。
「話ししないんだったら、個室にすりゃいいじゃないか」とか、
「こうやって話しするのも、人との関わりじゃないのー」とか、
「なに気取ってんだか…」と、
話しに加わらない私に対して、聞こえよがしに嫌味タラタラ。
普通の距離感の取れる人なら、話しますって私…。
きのう「私…病院だと眠れないのよねー」と言いつつ、
消灯すぐから墜落睡眠で、おまけにす~~っごい鼾なの。
声も大きい人は、いびきも大きいのかしら?
なのに、朝になって、同室のYさんに「雷みてな鼾でねがならんかった」
へ?おばちゃん、しっかり寝てたぞ。Yさんの朝がたの鼾は、かわいかったし。
何回も何回も、来る看護師やお医者さん全員に言うので、Yさんがかわいそう…。
夜勤の看護師は、私に導眠剤持ってきた時に鼾かいて寝てたのは知ってるから、
答えに窮してる。
また、私の『儀を見てせざるは…』精神がむくむく。
「病院で眠れないと仰って心配していましたが、消灯してすぐいびきが聞こえたので、安心しました。お休みなれたみたいですね、良かったわ」と必死のフォロー。
もう…会話に加わるとかじゃなく、その部屋に居たくなかったので、
看護師に「ちょっとおしゃべりが苦手なので、ロビーに居ますね」と断って、
携帯と本を持って、退避っ!
でも、ここからでも声が丸聞こえ~。
自分が不安なのはわかるのよ。親切心で教えてくれようとしてるのも、理解するわ。
でもね、同じ種類の事で入院してる同室のおばあちゃんに、
「この薬は飲んだほうがいい」って言うと、出てないから不安になってるじゃない。
おまけに、ずっと健康食品薦めるし、保険がたくさんおりてお金が余ってるとか言うし。
んなら、あなたが個室に入ってくれぇ~!
え~っとね、ゆうべ、看護師から
『これこれの検査があるから何時から食べるな』という表を三枚もらってたのよ。
こういうふうに、ビジュアル的に判るようにしてあると助かるわ。
でも、今の私に必要な検査は、水もダメだよなー?ツメが甘いぞ、現場。
これによると、昼ごろに検査。
…って事は、三日連続ご飯を抜く日があるってことだわ。
これなら、きのう、そのつもり飲まず食わずで来たんだから、やってくれりゃいいのに。
あいかわらず、なぜ、何に必要かという説明は、一切なし。
手術に必要な検査だとは、わかってるのよ。
でも、こんなに胆嚢摘出の人がたくさんいるなら、
もっとマニュアル化というか、説明テキストのようなものがあるといいのにな…。
一人一人違うとは思うけど、さぁ。
そうじゃないにしても、各検査について、
この検査はこんなふうにして、する事によってこれがわかる…とかさ。
いったい何の検査か、説明ないまま何本も採血するし。
あ…これ「こんなにいっぱい、何するの?」とYさんが言ったら、
一つずつ看護師が説明しながら抜いてたけど、こういう看護師はこの人だけだった。
しかし、これって、この時点では、患者側に選択の余地無しだよね?
同じ検査項目もあって、他の病院からの紹介が原則のこの病院は、
紹介病院のデータを信用してないって事?
必要なものだけ検査して、医療費を削減しようという気はないのかなぁ?
血液型まで項目にあって「これに何点とられるんだ?」とか考えると、腹立つ。
輸血する事になった時困るというのはわかるけど、
白血球の数は一ヶ月前と変わってるかも知れないけど、血液型はいまさらねー。
呼吸機能の検査は、あまりの少なさに、ここ最近の運動不足を反省。
心電図は、症状がある時じゃないと出てこないしなー。
心エコーは、自分の心臓に弁があって、ひらひら動いてるのが見えて、おもしろーい!
キャー、ほんとに動いてるんだー!
しかし、相当高そうな機械とソフトだなー。(あ…いかん、またゼニ勘定だ)
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友だちがお見舞いに来てくれました。
淡いピンク系のお花(^o^)ありがとー!
『早く元気になってまた遊ぼうねー』
のメッセにうるうる(ToT)
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そうそう、部屋はこんな感じ。
収納家具を間仕切りに使って、プライバシーを確保されてます。
ただレイアウトに難ありで、スペースの広さが生かされてないという感じも否めません。
(うるさいなぁ、私。でも、職業柄、気になるんだもん)
あと、一つの検査に呼ばれない。お昼って言ったよね?
ねー、わたし、お腹減ると暴れるよぉ~。
いつなの?誰か何とか言ってよ…。
1時過ぎて「二時半ごろになります」と看護師。
「“ちしょく”出ますから、戻ったらナースステーションに声かけてください」
なんじゃ、そりゃ?
この検査、造影剤入れて、30分以上時間おいて撮るんだよなー。
だから検査に一時間弱かかるんだよなー。
って事は、私のお昼は3時半か?クスン…。
食べられないのもつらいが、のど渇いたよ~。
きのうの対応から、堪忍袋切れかけの私。
(といっても、なかなか激しく抗議できないこの性格にも腹が立つのだが…)
さすがに「まだですかー?朝食以降、水も飲んでないんですけどー」と言う。
確かめてきますねーとは答えてくれるものの、音沙汰なし。
と~に三時まわってから、エンハンスCTにやっと呼ばれる。
これなら、きのうの入院時にでも、できたじゃないかぁ(`曲´♯)
「どのくらいになるか分からないままに、飲まず食わずで待たされるのは苦痛だー」
おもいっきりスタッフにグチる。
ご意見箱に書いちゃおうかね?
って言うか、この時点で、もう二度とここには入院しない決意満々だから、
書いて改善してあげようとも思わないなぁ。
患者さまと“様”つけるより、気を使うところ、違わなくない?
部屋に戻って、5時前。
“ちしょく”って遅食なのね。
パンとジャム、チーズとバナナと牛乳。
えーっ、お昼にみんなが食べてたのを、出してくれるんじゃないのぉ。
これに一食260円するんなら、売店で大福買って食べたほうが良かったよ。
ま、これも経験してみないと、分からなかったって事で…。
手術室の看護師が、手術の流れを説明しに来てくれました。
プリントで渡されるので、分かりやすくていいわー。
ひと目会うなり友だちになれそうな、感じのいい女性。
「お腹切るなら、ついでに脂肪も取ってよー」と言うと、
「じゃ、先に私がやってよかったらしますね。
患者様を実験台にするわけにいかないので」と、切り返しも気持ちいい。
手術台に上がって麻酔効くまでに、音楽流してくれるって?
でも、クラシックや演歌、ポップスなどいろいろあるけど、選択狭すぎ。
ベルディのレクイエムあたりで、悪趣味にガツンといきたい気分だったのに。
それか、UKのこれ
手術するの決まって来院するわけだから、本人に持ってきてもらったらいいのにね。
そしたら、この表作る手間も、リストの入れ替えも省けるのでは?
ちなみに私は、一覧表の中から、無難に『image』
夕食は六時。
お腹いっぱいだよ。ご飯粒は残しました。
そのあと、シャワー。
ほんとは、木曜は女性は午前入浴なんだけど、
心エコー検査でゼリーだらけになるのに、明日手術でしばらく入れないから、
男性の入浴が終わった6時以降にも、浴室をあけておいてくれたの。
そういう事が分かったのは、検査が終わってからだったので、
気をきかせてこういう事を教えてくれる看護師に、心から感謝!
部屋に戻ったら、主治医Y先生がいらして、説明。
ほんとは家族と一緒になんだけど、夫は「聞いといてくれ」
そうだよねー、いつ始まるか分からないのに、
また仕事休んで待ってくれとも言えませんわ。
また、耳ダンボの病室で説明かと思ったら、相談室に通されて、ホッ。
ここでまた、たくさんの同意書。
その一つが『輸血するかしないか?』
ある宗教の人は輸血を拒否するらしく、
その昔、裁判で訴えられた医療機関側は敗訴する判例があったのよ。
それを機会に、いろんな病院でもそれぞれのガイドラインを設け始め、
スタッフもそれに従わざるを得なくなったの。
「それが本人じゃなく、子どもの場合、親権者が拒否したら出来ないんだ。
輸血さえすれば救える命が“そこ”にあるのに、救えないなんて。
なんの為に医者になったのか…」と、医者になりたての知人は、絶句していた。
その次は、麻酔科の先生。
で…でかい!
「先生、手術室狭いのに、そんな体で大丈夫ですかぁ~?」
「あーぁmomさん、痛くしちゃうよー」
「ぎゃー、失言!ちゃんとバッチリ効かせてくださ~い」
説明は、インターンのかわいい先生。
一生懸命説明してくれるのが初々しくて、助けたくて、つい先回りして返事しちゃう。
「もういいよ、momさんには専門用語でも…」と、オーベン。
いやぁ、全部は無理ですって…ヾ(^_^;)
そんな楽しい気持ちを抱えて、部屋に。
あー、消灯までこのおしゃべりに付き合えばいいのね?
あと何分…と時計と睨めっこ。
しか~し、消灯後も電気点けて、雑誌見ながらカーテン越しに話しかけてくる。
クスン…、看護師さん何とか言ってくれ。